あいち機構でのマネージャー業務も残りわずかとなりました。
今回もたくさんの相談者の話を聴く事ができました。

相談を継続的に受けていると、その人のビジネスが一段変わるタイミングに出会います
とにかく受注を取らないと…から、なんとか仕組みをつくらないと…に変わる瞬間です。
そんな相談が多い日でした。

本人にとって仕事が大変っていうのは変わらないので、その変化に気づかないことも多いです。
しかし、自分的にはその相談者のギアが一段上がったと感じる瞬間です。

「ギアが一段上がりましたね」と伝えると、「そんなに売上も増えていないのに…」と答えられます。
しかし、「モノをつくる」「人に頼む」「情報発信する」などの仕組みができれば売上を上げられる準備が整ったと言えます。

いわゆる「課題が見えずに迷っている」状態からの脱却です。
中には「今のまま進めばよい」と見えてくる方もいます。

そして、いろいろな方に話を伺う中でギアが一段上がる方に共通していることを感じました。
それは「誰かに配慮しつつ自分を出す」ことができているです。

その誰かとは、パートナーだったり、家族だったり、地域の人だったり…など様々です。
「誰かに配慮しつつ自分を出す」ことによって、大切なものを「引き寄せている」人たちです。

一方で人の話に耳を傾けず「自己中心的に自分を出す」人もいます。
そういう人たちは逆に、大切なものを「失っている」人たちだと思います。
同じ「自分を出す」ですが、「誰かに配慮する」と「自己中心的」で、全く逆の結果になるのだと思いました。

大切なものを「引き寄せている」ために、誰かに配慮しつつ自分を出したいですね。
それがビジネスのギアを一段上げることにつながると改めて思いました。