東京の研修機関へ「業務効率化を実現する業務フローの書き方と業務改善の具体的ポイント」という研修を配信しました。
この「業務フロー研修」は、いつも「一社個別研修」ばかりを実施しており、初めての「オープン研修」でした。
なぜ「一社個別研修」かというと、コンサル要素が強い研修だからです。
その企業の業務フローを書いて、そこから改善ポイントを助言するのがこの研修の醍醐味です。
初めての「オープン研修」はZoomという制約もついたのでどう行うか迷いました。
結局、人数を限定し一人ずつブレイクアウトルームを作って、そこを自分が巡るという「1on1ミーティング」方式をとりました。
これであれば、守秘義務を守りつつ、踏み込んだ助言が可能となります。
それぞれの参加者を巡っているうちに、だんだんと頭が混乱してきましたが、なんとか個々の「業務フロー作成」と「業務改善方向性」を提示することができました。
複数の企業への同時進行の業務改善コンサルを行うことになりますので、脳みそが焼き付きそうでした。
ただ、参加者は自社の「業務改善方法性」が見えたということで喜んで頂けて良かったです。
自分の行う研修で「グループディスカッション」ではなく「企業の個別コンサル」に近い研修がいくつかあります。
「業務改善系」研修は「個別コンサル」っぽくなるものが多く、汎用的な手法を聴いてもそれは書籍に書いてあるのであまり意味はないです。
これまでも対面研修の場合は、離れて座ってもらいお互いの声が届かないようにして、個々の業務に踏み込んだ演習をしていました。
ただ、Zoomのようなリモート研修の場合は、ブレイクアウトルームをグループ演習部屋とするはあっても、「1on1ミーティング」での個人演習部屋とする発想はありませんでした。
これからリモート研修では、守秘義務を守りつつ、踏み込んだ助言が可能となる「1on1ミーティング」方式を適用していこうと思います。
ただ、どれだけ脳みそをフル回転しても同時コンサルをを行うのは、5人程度が限界って感じでもっと鍛える必要がありそうです。
研修終了後に2人の方と30分ずつのZoomミーティング。
喋っているだけで楽しい2人で、打ち合わせなのかリラックスタイムなのか忘れてしまいました。