「週末Zoomでの打ち合せなら大丈夫です」って言葉は危険です…。
Zoomならば移動もないし、細かいスパンでスケジューリングできるので、ホイホイと気軽に約束していました。
結果、朝昼晩で7件のコンサル&打合せという一日のZoom打合せ件数の最高記録を更新してしまいました。
それぞれが、1時間~2時間程度かかるのさすがに脳が疲れた…という感じです。
やっぱり頭が切り替わらないです。
ChatGPTの質問力強化の相談があったと思ったら、プロジェクトでのチームビルディングを立て直したい…ってな相談が続いたりします。
次年度のセミナーテーマの掘り下げなども増えてきています。
「週末Zoom」というなんとなく「おうちワ~ケーション的」な甘美な語感は要注意だと改めて感じました。
当然ですがいくら「週末Zoom」という柔らかい感じでも、休憩時間もあらかじめ時間として入れないとダメです(なんて当たり前のことを…)
そんな中であるDX推進を支援している企業の若いシステム担当者からの相談がありました。
昨年の新入社員に「どうしてうち(会社)は、もっと効率化しないのですか?」ときかれたそうで、今年もまたきかれるかも…って感じでした。
「スマホやクラウドを使えばもっといろいろな効率化ができる(自分は学生の時にやっていた)」というニュアンスだそうです。
彼自身も入社2年目で、昨年は答えに納得してもらえなかった…とのことでした。
新入社員の改善意識と姿勢を否定してはいけないと思います。
しかし、社会的役割としての学生(個人)と会社との違いを理解してもらう必要があるとの話をしました。
ある意味、学生の場合はどんどん新しい技術に触れて、自分なりの効率化を進めていけばよいと思います。
言い方を変えれば失敗を恐れずにチャレンジしてほしいです。
しかし、会社に関しては「信頼性」が大切です。
チャレンジすることは大切ですが、時には枯れた信頼できる技術を選択する必要があることを伝えたらどうですか…って話をしました。
これが最後の相談で1時間ほど話したのですが、7件目になると1件目の相談は遠い彼方のような感覚に陥ります。
「週末Zoom」という甘美な語感は、要注意だと改めて思いました。