名古屋市新事業支援センターでの2回目のマネージャ業務でした。
2回目ともなると、地下鉄に乗る位置、途中のコンビニ、吹上公園で写真のポイント、冷蔵庫&電子レンジの存在…以前の記憶がなんとなく思い出せてきます。
もちろん、センターでの仕事のことも、バッチリ思い出せてきました。
ただ、人がガラリと入れ替わっており、新しい出会いがたくさんあってこっちは新鮮な気分を継続中です。
相談内容としては、ブログに書いた直後ということもあり「ChatGPTの活用」が多かったです。
「ChatGPT」に関して書いたInstagramでの「保存」数は過去最高の記録となりました。
一方で、Instagramの「いいね」の数はいつもと同じか、少ない感じです。
「ChatGPT」は賛否両論があり、大っぴらに「いいね」はできないけど、関心は高いってことだと思います。
相談にみえる方は実際に「ChatGPT」をかなり使い込んでいる方もみえます。
相談で、ビジネスアイデアを捻りだす「質問のテクニック」を伝えたら、早速試されていました。
かなり、利用が広まっている「ChatGPT」ですが、これから始めたいという相談も多いです。
いろいろな「ビジネスアイデア」や「カウンセリング」などの質問&深掘り方法を伝えると、驚かれると同時に「上手く使いこなしたい」と話されていました。
特に、自分の「専門領域」で使うのが効果的だと思います。
「ChatGPT」は気軽に質問が出来て答えてくれるのは「簡単」ですが、ビジネスに役立てる質問をするのは「難しい」と思ってます。
ただ、自分の「専門領域」で使うことで、例えばコンサルスキルや様々な診断スキルの「助言パートナー」となってくれます。
問題はたくさんあります。
個人情報の収集やそのアウトプット、間違った情報がさらりと入ってくること、学習元の偏りがそのまま回答の偏りになる、情報が古いことなど…
ただ、これらは自分の「専門領域」で使うことで見抜くことができます(見逃すこともあるけど…)。
ある意味、「ChatGPT」の回答をもとに、それを越える自分なりの回答を作ることに意味があると思います。
その為には「論理的な質問力(ロジカルシンキング)」と「正しく疑う力(クリティカルシンキング)」が必要だと思いました。
ある意味「発想を拡げる力(ラテラルシンキング)」は質問次第で「ChatGPT」にかなり助けてもらえる部分が多そうです。
また、非公開の情報を引き出す「プロンプト・インジェクション」、プロンプトそのものを引き出す「プロンプト・リーキング」、倫理的な規範を破る「ジュエルブレイキング」などの悪用の質問テクニックもあります。
生成系AIは、使う側のスキルはもちろん、意識、倫理、法整備なども含めて「人」が高まり、「環境」が整備されれば、世の中を大きく発展させる可能性を秘めていると感じます。
道具なので使う人次第ですが、間違った使い方は絶対に避けたい危険な道具ともいえると思います。