今年の新入社員研修「システム開発と運用」の2日目でした。
前は平気でしたが、50歳を越えたあたりから研修を連続で行うとへばる傾向が出てきました。
「体力無ぇ~」って思いながらも、予期せぬことが発生する研修はとても楽しいです。
「ウォーターフォール」のフェーズ順に演習しながらSEを体感する研修なので、筋書き通りにいかなくて当たり前です。
なぜなら、毎年受講するメンバーが異なるからです。
多様な考えをもつ人たちが意思決定を積み上げるのがITプロジェクトです。
ひとつだって同じITプロジェクトは存在しません。
これは、新入社員研修であっても、各チーム違うメンバーなのだから、同じ与件であっても違う動きになって当たり前です。
しかも、業務理解、問題発見、要件定義、設計、テストまでが演習で連続するので、少しずつの変化が当然チームの大きな個性に変わっていきます。
個性を楽しみながら研修を進めています。
また、自分も業務フローはいろいろなパターンを作成し、あらかたパターンを押さえてつもりになっていました。
それでも「ん?どうなる?」ってパターンに出くわすこともあります。
そんな時は、信頼できる頼もしいサブ講師陣が助けてくれます。
業務フローのあらかたパターンを押さえてつもりになっていたのは妄想で、また新たな表現の仕方を教えもらいました。
自分の予期せぬ成長も筋書きのないドラマのひとつです。
筋書きのないドラマである4日間の研修は、ようやく折り返しなので、まだまだ楽しみたいです。