名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。
その中のIT企業の方がみえて、「今度配属になる新入社員に何か伝えるとしたら宿澤さんなら何を伝えますか?」と問われました。
その企業の新入社員を知らないので、何を伝えるか迷いましたが、結局一般論になりました(ごめんなさい)
自分がIT業界で仕事をする上で気をつけていることを少し話しました。
IT業界はプロジェクトで動いていきます。
プロジェクトで動くということは仲間との共同作業です。
この共同作業がうまくいかないことはよくあります。
ただ、うまくいかないときに「他人のせいにしない」ということが大切だと思います。
なぜなら「他人のせいにしているうち」は成長が出来きないからです。
他人は基本的に変えれません。しかし、自分は変えることができます。
うまくくいかないときに真の原因を追究する姿勢は大切で、真の原因は「他人(外部の要因)による」場合も多いです。
しかし、あえてその先にもう一歩進む場合、「原因は外部の要因でも、自分で問題を回避できる行動はなかったか?」と自分自身に問いかけてみてることが大切だと思います。
仕事には「自分ではどうにもならないこと」と「自分でどうにかできること」があります。
「自分ではどうにもならないこと」ことばかり考えて愚痴をいっていても成長はないです。
「自分でどうにかできること」を見つけてどんどん成長してほしいです。
この話は今の自分にも必要です。
世の中、思い通りにいかないことだらけ(思い通りにいったら奇跡)で、それを「自分ではどうにもならないこと」のせいにしていたら、イライラ、恨み、よくないストレス…のカタマリになります。
「自分でどうにかできること」を見つけれれば、次は気をつけようとと前向きな気持ちで、うまくいかなかったことから気持ちを切り替えれる感じがします。
もちろん、人それぞれだと思いますが、自分なりの気持ちの切り替え方法があるとよいですね。
最後は、自分に言い聞かせるように話していました…。
「あまり新入社員に向けての言葉じゃないですね」と謝ると、そのIT企業の方が「自分に役立つ言葉です」と言ってくださって救われました。