富山県総合情報センターで、対面の「アイデア発想展開法」研修を行いました。
「アイデア発想展開法」は、アイデアを発想する方法、収束する方法を学ぶのですが、1日研修で行うのは久々です。

通常は2日研修で行うことが多く、一方セミナー的に3時間で行うこともあります。
ただ、不思議なことに1日研修として行うパターンがなかったのです。

いろいろな「考具」を体感しながら、発想と収束を体験するので正直言って時間はどのパターンでもいけます。
今回は「考具」を絞りつつ、AIを活用した「アイデア発想法」を追加してみました。

即興で、研修に参加された方の企業の特徴、課題、ニーズをヒアリングし、濃いめのプロンプトを作成ました。
「仮想ペルソナ」でChat GPTに流したところ、いくつかのアイデア発想の視点のモレが見つかりました。

それまでブレストやマンダラでアイデアを捻り出していた参加者からは「どよめき」がおきました。
アイデア発想は、自分や他人の「経験」「知識」の新しい組み合わせと言えます。

その組み合わせの自分や他人に「AI」も入ってきた感じです。
あくまでもアイデアの種の一つであって、それが解答の全てではないことを腹に落とせば有効な「アイデア発想」ツールです。

また研修では「考具」のひとつとしてマインドマップの紹介を行いました。
マインドマップツールとして「Xmind」「MindMister」などを紹介しましたが、最近はそれに「Whimsical」を加えます。

これもマインドマップツールですが、アイデアを掘り下げる過程で「AI」の力を借りることができます。
「AI」の力だけで作られたマインドマップには、なんの意味もありません。

しかし、自分の思考の掘り下げをベースとして行き詰まった時に「AI」の力を借りるのは有りだと思います。
その「AI」が補助した回答案は「オズボーンのチェックリスト」を利用しているようでした。

「オズボーンのチェックリスト」の利用の仕方は研修でも話ます。
その利用を加速する方法として「Whimsical」を利用するのはむしろ自然な流れです

「アイデア発想研修」「マーケティング(ネット集客)研修」「提案企画研修」「業務改善&効率化研修」が、いづれもそれぞれのChatGPT活用で、進化しているのは嬉しいです。