愛工大「インターネットのビジネス活用」の講義も終盤で第12講です。早くも残りは3回のみです。
今回は「Web3」、次回は「生成AI」で、今年からカリキュラムに入れたテーマです。

実は学生へのアンケートで関心のあるITトレンドキーワードの上位の3つが「DX」「Web3」「生成AI」でした。
「DX」は前回のカリキュラムなので、講義の最終3講が、学生の関心のあるテーマの上位3つとなりました。

それもあって学生がどれくらい「Web3」に関して考えれるのか、興味津々で演習を行いました。
説明した内容は「ブロックチェーン」「暗号資産」「NFT」「DAO」「メタバース」です。

それぞれは当然つながっているテーマなので、ぶつ切りではなく全体としての俯瞰で話すことを意識しています。
そして、今回の学生のグループ発表は、舐めていたわけではないですが正直言って驚きました。

各チームの視点が「一般論の視点」ではなく、自ら頭を捻った「独自の視点」中心で素晴らしいと思いました。
これからは、「独自の視点」が価値を持つと感じており、「経験」「体験」も交えた学生の発表はとてもワクワクしました。

テーマ的には「NFT」と「メタバース」は学生の関心が高いようでした。
「阿布阿布神社(初詣用スペース)」に学生を招待したところ、みんな入ってきて境内が「わちゃわちゃ」になりました。

自分は、ゼミとかではなく、ひとつの「講座」を担当しているだけで、学生と濃い関係を築くには時間が足りないかもしれません。
しかし学生から様々な個人的な問い掛けが寄せられるのは嬉しい限りです。

午前中に最終演習で話してもらえる起業家の方と金山で打合せをしました。
「経験」からの「独自の視点」で進化を続けている、その方のビジネスモデルはこれまたワクワクしました。

「独自の視点」で頭を捻る学生たちが、「独自の視点」でビジネスを創る起業家と出会ったとき、どんなビジネスアイデアが出るのかとても楽しみです。