名古屋のある企業様向け「ロジカルシンキング」一日研修をしていきました。
ここ最近「ロジカルシンキング」の研修は増えています。

「ロジカルシンキング」というと新入社員や若手社員が受ける研修というイメージが強いです。
しかし、先日のオープン研修では大企業の部長や課長クラスの人たちが何人か受講されており驚きました。

その人たちの何人かに「なぜ、受講を?ロジカルシンキングは既にできているのでは?」と聴いてみました。
「今は、性別、世代、国籍その他諸々の価値観の違いの中での相互理解が必要で学び直したいと思いました」という回答に感動です。

相互理解がうまくいかないときに、「あっちがおかしい」と言ってしまってはそれで終了です。
相手の価値観を知ると同時に、その価値観によらずに相手にきちんと伝える「ローコンテクスト」でのやり取りが必要です。

自分も振り返ってみると、仕事のトラブルの原因は、ちょっとした伝達ミスであることも多いです。
多様化する価値観の中で「ロジカルシンキング」は仕事を進める上でとても必要だと感じています。

「ロジカルシンキング」では、自分の頭のモヤモヤを整理し、論理的に問題発見・解決を探り、相手に伝えることを学びます。
最終的に相手に伝える時には、「論理ピラミッド」を使います。

「ロジカルシンキング」研修では、一人一人の「論理ピラミッド」を走り回りながら論理的かどうかの検証を行います。
自分もその検証が短時間で判断できるようにスキルアップしている感じがします。

今回も結構な数の「論理ピラミッド」への助言をさせてもらいました。
「論理ピラミッド」の展開で思考停止になった受講者にヒントを提示して、顔が明るくなった瞬間は本当に嬉しいです。