我が家はお盆だからといって集まる家族もいませんし、休みは三連休で通常通りという感じです。
今年はその三連休も客先が入っており、あまり休みって感じがしません。
それでも、お盆に関する習わしであったり、夏も折り返しを迎える雰囲気、ご先祖様を思い出すことでその季節感にさせてくれます。
日曜日は、昼から打ち合せがあったので、午前中にお墓詣り、夕方から迎え火を炊きました。
これだけでも十分、夏を感じれるのでやっぱりお盆っていいですね。
お墓詣りで、ご先祖様は皆さん大事ですが、自分的にはやっぱり父親との対話が一番です。
親父を亡くしたのは、30代前半のうつ病最盛期でした。
自傷癖があって見た目にもボロボロだったので、心配をかけたまま親父と別れたことが当時はとても空しかったです。
ただ、今は人並みに自分のビジネスも進められており、多分この状況を親父に話したら喜んでもらえると勝手に思ってます。
丁度、親父が亡くなる原因となる病気が発覚した年齢に近くなってきました。
そこから10年親父は頑張りましたが、自分も親父の年齢は越えないと申し訳が立たないです。
自分としては親父の年齢(67歳)を越えることがまずは目標なので、これからの10年をしっかり頑張ろうと思います。
ただ単に67歳を越えるのではなく、再会したときに胸をはって会いたいし、親父が喜びそうな土産話を届けたいです。
そんなわけで、自分としてはこれからの10年は「死に物狂いの現状維持」が目標です。
自分にとって「現状維持」は努力しないと実現しない、なかなかにハードな目標です。
今の自分のビジネスの状況は自分の実力以上の成果で、超ラッキー状態が続いてつくられた「虚像」だと思っています。
その「虚像」に自分の実力を少しでも近づけるための10年だと思っています。
相当な努力が必要だと覚悟していますが、親父はパオパオと一緒に「あー、また空回りしている」と観ているのでしょうね。
「空回りからの努力が実にお前らしい」と勝ち誇った顔で親父に宣言されそうなイメージできています。
ちなみにパオパオは「パパさんのパパさんも今更そんな当たり前のことを言わなくても…」って、お尻を向けて寝てそうです。
こんな感じで世界を分けられてしまった大切なすべてと、自分の妄想でつながれる「お盆」って素敵な時間ですね。
日本の夏って、妄想がどんどん膨れ上がって楽しいです。