台風の影響で名古屋商工会議所のIT相談が中止になりました。
事務所にこもって作業をさせてもらえてのはよいのですが、予定されていた5件の予約調整が大変そうです。

名古屋商工会議所の方に、隙間をぬったピンポイントの候補日しか伝えられませんでした。
一気にリモートに変更していただけたコロナの時よりも調整が難しそうで、上手く調整していただけることを願っています。

話は変わりますが、8/7に経済産業省とIPAが「生成AI時代のDX推進に必要な人材・スキルの考え方」 を取りまとめ発表されました。
それに伴って「デジタルスキル標準」も改訂されました。

生成AIが世に盛んに言われるようになり、約6ケ月ぐらいですが、経済産業省が方向性を暫定とは言え取りまとめてくれたことは嬉しいです。
そのドキュメントは、自分の考えと一致しており、自分の考えをこのまま発信を続ける自信と根拠になります。

動きが速いと感じたことに、情報処理技術者試験にも出題されるとのことで、ITパスポート試験はサンプル問題が8月に出さる予定だそうです。
このスピード感は、なかなかなものです。

また、逐次ブログに書きたいですが「人材・スキルの考え方」の3つのポイントはとても納得できるモノでした。
ひとつめは、「マインド・スタンス(変化をいとわず学び続ける)やデジタルリテラシー(倫理、知識の体系的理解等)」です。

今の生成AIから発する急激な変化は世の中のニーズをともなったトレンドで、正直って自分もそれを追いかけるのに四苦八苦な状態です。
「変化」はすなわち「不透明な未来」で、それを恐れる人も数多くいます(自分も変化が怖い人間です)

しかし、それも言ってられない状態となっています。
自分が生成AIを相談現場で活用すると「多くの問題を解決するヒント」が得られているのが事実です。

ふたつめは「言語を使って対話する以上は必要となる、指示(プロンプト)の習熟、言語化の能力、対話力等」です。
「プロンプト」は生成AIを活かす基本で、自分も有効な「プロンプト」は記録し、セミナー・研修で伝えています。

「プロンプト」の組み立てには「論理的思考力」が有効です。
論理的に伝えれば論理的に深掘りして返してくれるのは生成AIです。そのために「ローコンテクストな対話能力」が大切になります。

みっつめは「経験を通じて培われる、『問いを立てる力』『仮説を立てる力・検証する力』等」です。
生成AIは一見「素晴らしい一般論」を出してくれますが、そこには「間違い」や「偏り」も含まれます。

それを自分の「経験」で、自分で「正しく疑うスキル」つまり「クリティカルシンキング」が有効です。
自分は生成AIを活かすために必要なスキルは「トリプルシンキング」だと思っています。

自分は生成AIを活かすために必要なスキルは「トリプルシンキング」だと思っています。

プロンプトを正確に伝える「ロジカルシンキング」、生成AIからのヒントを発想を展開する「ラテラルシンキング」、生成AIからの回答を正しく疑う「クリティカルシンキング」です。
「トリプルシンキング」はバズワードですが、本質は生成AIを活かすために有効な考え方だと再認識しています。