台風の影響で対応できなかった名古屋商工会議所の相談対応が無事に終わりました。
一件、どうしても日程が合わなかった方がみえるので残念な気持ちは消えませんが…
自分なりにスケジュールをこねくりまし、隙間時間をぬっての対応になったので、自分なりには出来ることはできました。
「動かせない時間」にガッツリ固められている今の状況は何とかしないといけないです。
ただ、つり橋を渡るような対応になってしまいましたが、相談テーマも深いモノが多く、ねじ込んでも受けてよかったと感じます。
相談のテーマとしては「不易流行」で言えば「不易(変わってはいけないところ)」の部分が多かったです。
ITの変化が激しすぎて「流行(変わらないといけけいところ)」の相談が多かったです。
ChatGP、画像生成AI、メタバース、NFTはその代表例です。
しかし、本質に返ってそのお店や企業が続いてきた理由を一緒に考える相談が結構ありました。
続いているお店や企業には、必ず「選ばれる理由」があります。
よく「強み」を考える場面がありますが、それは「事業者の考える強み」ではありません。
それは「顧客が感じる強み」で、「選ばれる理由」となるものです。
「事業者」と「顧客」の感じが方が異なっていることはよくあります。
「顧客が感じる強み」は、事業者にとって日常のことで「当たり前」になっていることがあります。
「当たり前」が「当たり前」でないということを気付いてもらうのが自分の役割のひとつです。
また、「人柄」や「心地よさ」という抽象的な表現で、認識されてしまっていることも多々あります。
それらの「抽象的な表現」が、どのような「事象」「現象」となって表れているかを捻りだすのも役割だと思っています。
そんな事業の本質である「選ばれる理由」を捻り出すのは、知恵熱が出そうになり、難易度MAXです。
答えが一発で見かることは稀ですが、一緒に考える土俵にあげてもらえることを嬉しく楽しく思います。