宮崎「人を動かす提案書のための図解手法」研修のリモート配信が始まりました。
宮崎もとても素敵な場所でまたコロナ前のようにお邪魔したいですが、自分の担当は全てリモートです。
「図解手法」研修は最も話が脱線する研修と言っても過言ではありません。
なんたって「妖怪図解人間」の自分としては、図解を描いていれば幸せなわけです。
公的機関の相談や、ちょっとした打合せ、時には飲み会の時も話を聴くと図解にしたくなります。
変な感覚かも知れませんが、話で聴いているうちは理解できいるようで自信がないのだと思います。
自分で図解に落し込んで、初めて自分の理解の内にできた安心感となっていきます。
なんでこんなに自分は図解が好きなんだろう…と考えたことがあり、理由は5つありそうです。
ひとつは図解はもっとも一番スピードがゆっくりな思考方法ということです。
自分は頭の回転が遅いのがコンプレックスでした。しかし深く理解するのが図解で、それには時間がかかることを知りました。
ふたつめは図解は「つながり」を明確にするので飛躍が起きにくい思考方法ということです。
「つながり」は世の中を理解するための真理で、自分の世界を拡げてくれます。
みっつめは図解は相手と一緒の風景をみながら一緒に考えれる思考方法ということです。
図解は認識違いが起きにくいコミュニケーション手段です。
よっつめが図解はイメージでとらえるので発想が広がりやすい思考方法ということです。
マンダラ、マインドマップ、KJ法などの「考具」はだいたい図解を使っています。
いつつめは図解は見てそこから自分で思考するので納得しやすい思考方法ということです。
図解に上手く落とせたときは、自分自身が納得して動くことが出来ます。
日々、いろいろなメソッドとして新しい図解のパターンが紹介されいます。
しかし、図解は単なるメソッドではなく、自分の感じている世界観を表現するキャンバスだと思います。
図解研修ではここまで話しませんが、図解の「伝える力」を感じてくれる人を少しでも増やしていきたいです。
ごまかしの効かない図解をずっと修練していきたいと思います。