ビジネスカウンセリングで、「自分だけが損をしているっていう人と話すと疲れる」という話が出ました
無条件に「激しく同意」です。

こういう人からは、早々に離れるように伝えましたが、そんなにいつも上手く逃げれるわけではありませんね。
しかも「自分だけがいつも損をしている」っていう人は、それを言っていることに気付いていないことも多く始末が悪いです。

だいぶ前の話ですが、ちょっと自分の話を伝えました。それは右折禁止で切符を切られた話です(泣)
点数2点の7000円の罰金でしたが、これから気を付けようと思います。

その時は全く気付きませんでしたが、Googleストリートビューで確認すると確かに「右折禁止」の標識がありました。
言い訳ですが、確かに標識が分かりにくいのも事実のようです。

切符を切られて説明を受けている間、何台か「右折禁止」を無視して(知らずに?)自分たちの横を過ぎていきました。
取り締まりを2人でやっていたようで、すでに自分を含めて2台を捕まえて2人とも説明中でした。

結果、自分たちの目の前を何台も違反車が通りすぎていきました。
自分の中で「自分だけが損した」という感情が芽生え、「あの人たちはいいんですか?」と意地悪だと思いましたが聞いてみました。

それに対しての答えはなく、最後に「安全運転への意識改善として前向きにとらえてください」とのことでした。
この時に「自分だけが損した」と思ってしまいそうになりましたが、思い直しました。それは何も生まないからです。

「自分だけが損した…」とか「自分はちゃんとやっているのに…」という気持ちが、人の心を貧しくすると感じます。
「世の中は不平等だ…」という、他人を悪く思ったり、自分ではどうにもならないことに焦点をあてると「他責」ばかりで動けなくなります。

「自分だけが損した」を思い直して、自分で出来て自分ためになること変えて「元をとるには…」って考えてみました。
それは「安全運転を意識して事故を回避する」ことです。

万が一事故を起こしたらと思うと、罰金の7000円は安いような気がしてきました。
ぐるっと回って、取り締まりをしている人の言っている「安全運転への意識」にたどり着きました。

そんな話を伝えたら、「疲れた…って思うより、そこから何かを得た方が得ですね」と言っていました。
そんな立派なことを言ったつもりはありませんが、聴き手の力の凄さですね。