宮崎への「ITソリューション提案の実践」の2日間の配信が終わりました。
この研修はベンダーの人たちが「(ほぼ)実際のRFPにもとづいてシステム提案を体感する」ことが醍醐味です。

体感するためには与件となるRFPには、落とし穴がいっぱいあります。
それの落とし穴をユーザーからヒアリングで引き出す必要があります。ちなみにユーザー役は自分がします。

ユーザーの落とし穴に気づかずにシステム提案をすると、期待外れの薄っぺらい提案になるように構成されいます。
ゲーム性の強い研修でいつも楽しみです。

ただ、ゲーム性が強い分ユーザーキャラや企業背景の設定はかなり細かく練ってます。
ここまで細かく練り込むと、なかなか修正がしにくく、すこしの修正で矛盾が発覚します。

いまでも面白い研修だと自分では思っているのですが、ここらで与件を大幅にみなすのがよいとおもいます。
同じことが「提案書のための図解手法」に言えます。

演習は研修で一番盛り上がるところで、受講生から頂くざまざまな視点の発想にワクワクします。
新しい研修を企画して数を創り出すのもよいですが、これまでの研修を見直して再生することも大切です。

時代がこれだけ動いていますので、演習の与件はすぐに時代遅れになってしまいます。
今回もとても楽しく研修をさせて頂きましたが、それにあぐらをかいていると時代に取り残されそうです。

抜本的な見直しで一皮むける研修が「図解手法」「ソリューション提案」「業務フロー」の三つです。
少し時間をとって、他の研修との整合も含めて見直しをしたいです(時間捻出…泣)