仙台に向けての「システム開発のレビュー技法」の研修配信、夕方に終わって名古屋商工会議所のSV対応でした。
一日中Zoomを眺めていました。
仙台は「チームリーダーのための教える技術」を毎年配信していますが、今年は「レビュー技法」にテーマが変わりました。
テーマは変わっても仙台の受講者は安定の積極性&意識の高さです。
「レビュー技法」とは、システム開発でドキュメントやソースの欠陥や漏れを指摘することで成果物の品質を上げる取り組みです。
単純な「やり方」を伝えてもレビュー品質はあがらないと感じてます。
一般的にレビューで大切なのは、一つはその進め方である「技法」、一つは落とし穴回避にむけて確認すべき「観点」です。
しかし、それだけでは上手く行かないことも多いです。
それが三つ目が「意識」で、自分自身のエゴをチェックするとよいです。
例えば、指摘を受ける側は心を広く保ち、改善提案に対して指摘に受容的になることです。
また指摘者は作成者より自分自身の頭が良いことを示すのが目的ではないことを認識することは当たり前です。
人は他人より自分が優れていることを示したい生き物なのかもです…。
今回の研修受講者に「レビューで大切なことは?」の問いに「思いやり」と書いている人がいました。素敵です。
実は自分もレビューにおいての「思いやり」は大切だと思います。
「指摘をする際の思いやり」「人の成果物をよくする思いやり」「みんなでPJをすすめる思いやり」…。
間接的で回りくどいキーワードかもしれませんが、実際にはとても大切だと感じます。
夕方の名古屋商工会議所のSV対応の打ち合せも楽しかったです。
今、SV対応させて頂いている会議所事例が「先進的事例」になるかも…ってことで、楽しく進めていきます。