名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務の日でした。
IT相談というよりも、ビジネスモデルの根幹に関わる相談が多くてワクワクしながら相談対応をしていました。
そんな中で、得意分野がいくつかある場合でも、どれかの分野にビジネスを絞った方がよいか?という相談がありました。
ビジネスの本やいろいろな方の助言で「わかりやすく絞った方がよい」という意見もあるとのことでの相談でした。
ちょっと意地悪な「どれかに1つに絞るとしたらどれに絞りますか?」とという質問をしてしまいました(ごめんなさい<(_ _)>)。
その方は眉間にシワを寄せて「絞るとしたら○○です」と答えました。
そこで「私は絞る必要はないと思いますよ」というと、顔がパッと明るくなりました。
得意分野をどれか一つに絞るのは、使う得意分野が複数あることでターゲットが分散する時です。
複数の得意分野を組みわせることで、その人しかできないサービスを組み上げたいものです。
一つの得意分野から生まれるサービスは、世間にも多く出回っていてライバルがいっぱいです。
しかし、複数の得意分野を組み合わせてできるサービスは、市場が狭くなっても、その人にしかできないサービスです。
どう組み合わせたらターゲットにブラさずにオリジナリティの高いサービスになるかが大切だと感じます。
ライバルと争いをするよりは、自分しかできないサービスを必要な人にに届ける方が意味があります。
さらには自分にしかできないサービスの市場創造をすることができればもっとよいですね。
何より、眉間にシワををよせてビジネスをするより、晴れやかな顔でビジネスをして欲しいです。
その方が豊かな発想を生むことになりますね(^O^)。
自分の場合は、コンサルタント、カウンセラー、IT技術者の組合せになります。
この組み合わせで、相手のモヤモヤ整理から、課題の明確化、IT活用の実践までがつながります。