名古屋市新事業支援センターでマネージャー相談でした。
午前中は吹上の産業振興公社ビルで、午後は名古屋市信用保証協会での出張相談でした。
ここしばらくは、気持ちのよい相談者ばかりが続いて心がとても潤っている感じがします。
しかし、少し前の話ですが、心の天秤が歪になってしまうこともあります。
例えば、頭の中が黒く濁ってくるとき(ブラック宿澤)は、無意識のうちに他人との比較をしてしまっていることが多いです。
他人とは「誰」ということはないのです。
しかし、自分ではない誰かの能力・才能・境遇が羨ましくなって、「自分なんて…」って闇落ちしそうになります。
体が疲れて、それが心が疲れに波及してくると、そのような歪んだ考えに陥ってしまうようです。
他人を羨ましいと思うことは「競合から抜きんでる」ことだと思います。
ただ、市場全体が縮小しており、その狭い陣地を競合と取り合うのは虚しさが残ります。
それより、一人の人間として自分の「あるべき姿」を考えたいです。
「他から抜きんでる」ことばかりを考えると、自分の本質を見失ってしまうことがあるからです。
特に自分のような属人性の強い仕事は、「自分自身を成長させる」ことが何より大切だと思います。
それが、小さくとも「新たな市場」を創造することにつながっていくと感じます。
まだ「見えていない市場」は無数にあるし、それに時代の変化とともに「これから生まれる市場」は増えていくと思います。
「競合に勝つ」という視点も大切ですがが、「自分自身を磨く」意識を忘れてはいけないと思います。
例えば他から「抜きんでる」ことばかりを考えてしまうのは、そのレベル止まりの人になってしまうと思います。
「他から抜きんでる」よりも、「今の自分自身から抜きんでる」ことを考える必要があると強く思います。
そして、今年の数少ない忘年会(打合せ?)。楽しかったぁ。
ちなみに打合せ?としての議事録は2行のみでした。圧倒的に少ないです。