午前はZoomで次年度研修の打合せ、午後からはビジネスカウンセリングで「計画策定」の支援でした。
自分が「計画策定」で数字の検証をするときに気を付けないといけないと思うことがあります。

それは、無意識のうちに「尋問型コンサル」になってしまうことです。
「なぜ、〇〇なのですか?」を連発してしまうパターンで、これは相手にとって責められている(尋問されている)感覚になってしまいます。

決して相手を尋問しているわけではなく、その数字の根拠を純粋に知りたいわけです。
しかし、数字の根拠を明確にして計画を策定している場合の方が少数派だと感じます。

自分も自分の計画の数字はざっくりしており、根拠が「弱いなぁ」と自覚しています。
そんな「弱いなぁ」と思っている部分を「なぜ、なぜ?」で突かれれば、尋問されている気分にもなって当たり前です。

ただ、まだコンサルの最中に「尋問型コンサル」になっていることに気付けているのは救いがあると思っています。
気付けたときは、質問を「なぜ、〇〇なのですか?」から「なにを、〇〇しますか?」に修正ができるからです。

その修正で「尋問型コンサル」から「発想型コンサル」に切り替えれると思っています。
「なぜ?」「なぜ?」と質問責めにしていると、質問に答えるのに精いっぱいになってしまい、相手の発想は閉ざされていきます。

できれば、コンサルが終わったときに「やってみよう!」と思って欲しいです。
そのためには「なぜ、〇〇なのですか?」の質問は極力減らして、「なにを、〇〇しますか?」という発想を拡げる質問をしたいですね。

その過程で、現状把握や原因究明も併せてして、相手にフィードバックできるようにしたいです。
年の暮れにいろいろと自分の反省点に気付けているのは幸運で、自分は本当に精進が必要だと思います。