午前はリアルで、午後からはZoomでのビジネスカウンセリング(個人コンサル)でした。
ビジネスカウンセリングは相談者の心に最も触れることができるので楽しいです。時間を捻出して増やしていきたいです。
午後のビジネスカウンセリングでは、やや難解なビジネスモデルの検証相談でした。
難解というのは「登場人物が多い」「取り扱いは情報商材」「キャッシュポイントが不明瞭」などです。
こういう場合は、相談者の頭の中でも「混乱」や「見落し」が発生している場合もあります。
ましてやZoomなので会話をかみ合わせるためになんらかの工夫が必要となります。
この場合、お互いが同じ景色を見ながら発想を拡げたり、考えを収束させたりが大切です。
言葉でのやり取りは揮発性が高く、すぐに消えていってしまいます(自分だけかなぁ…)
図解でのやり取りは持続性が高いので、ずっとお互いが同じ風景をみながら議論を重ねられます。
そのプロセスで「抜け漏れ」「認識違い」などに気付きやすいです。
図解は難しくありません。「囲む」「つなぐ」「配置する」の3ステップで実現できます。
「囲む」は情報のグルーピング、「つなぐ」は関係性の検証、「配置する」は見やすさです。
どのステップも大切ですが、関係性の検証である「つなぐ」は特に重要だと思います。
何故ならビジネスモデルの検証で、「登場人物」や「生み出される価値」が「つながらない」ことがります。
この「つながらない」部分を炙り出すことが、ビジネスモデルの曖昧な個所の抽出になります。
曖昧な個所さえ抽出できれば、それをどうやって解消するかの問題解決の議論に入れます。
ここまでいければ相談者の顔は明るくなります。リモート環境でもそれは伝わります。
自分が「役に立てている~」と貢献の実感ができる瞬間です。