大阪IT企業で「システム開発における定量的見える化」の研修を行いました。
階層別研修として3回目の実施ですがですが、ようやく自分の研修に落とし込めた気がします。
資料作りには膨大な時間をかけましたが、なんせ全て初出しスライドです。
自分の研修の喜ばれる理由の一つに「体験談」があります。しかし全て新規だとその出すポイントが掴めていません。
そのポイントは最初から当てはめるのではなく、話しながら「この体験が合いそう」を模索します。
…さもないと、臨場感ある体験談の話ができないからで、その反応がよければ体験談ポイントしてストックされます。
過去2回の階層研修もアンケートなどの評価はよかったですが、自分的には消化不良でした。
それは、自分の「体験談」が上手く入れ込めなかったのが一因です。
ただ、3回もやるとそのポイントがなんとなく掴め、ストックもされてくるようです。
「自分の体験談」をただ入れ込むだけではなく、それによる前後の関連性、参加者の関心度といった効果を測る余裕もできてきます。
今回の「システム開発における定量的見える化」研修は、最終回にして最も自分として満足できました。
時間をかけて企画・資料作成した研修が、一年をかけて自分のものになった自覚が嬉しいです。
「属人化」「感覚的」なシステム開発にならないようにする問題定義としての「定量的見える化」です。
次にどこで話すが予定はありませんが、陳腐化しないように内容はブラッシュアップを継続したいです。
今回の大阪IT企業は長い付き合いになっていますが、次年度も5回の研修の依頼を頂きました。
また、準備に時間がかかりそうですが、次年度はオープン研修でも展開しやすい企画を練って提案したいと思います。