午前中は岩手県の経営指導員向きDXセミナーをZoomで行い、午後からは常滑商工会議所でIT専門相談です。
DXテーマの支援で充実した感じの一日でした。
まず経営指導員向きDXセミナーで感じたことです。
最近よく耳に入る言葉に「事業者さんのDX支援をするためにもまず自分たちが…」という声です。
事業者支援と真剣に向かい合っている経営指導員さんほど、このことをよく言っています。
自分的にはこの問題意識だけでも十分ではないかと感じます。
DXが思うように進まないもどかしさを共有できるからこそ、支援に心がこもるのだと思います。
スムーズにDXが浸透した人たちには「DXが進まない?なぜ?効率化されるのに?」と思われるかもしれません。
その成功体験を聴くこともヒントですが、もどかしい気持ちを共有することもヒントです。
自分はラッキーなことに両方の立場の声が聴けるので、少しでもたくさんの人たちにそれを伝えたいです。
常滑でのIT専門相談では、Canva活用で解決できるテーマが多かったです。
ひとつは、LINE公式で配信してもHPがないので、リッチメニュー等で詳しい情報をみてもらう手段がない…という相談です。
これはCanvaのWebサイト作成機能で解決できます。
Canvaであれば、手軽にHPに載せるような情報をデザインして公開することが出来ます。
また、動画をデジタルサイネージで流す場合どうすればよいか?の相談でCanvaが役立ちました。
デザインテンプレートと動画編集機が融合したCanvaならできる動画の活用領域が拡がっています。
DXは形のない概念的な言葉です。どうすればDX推進ができるのかの議論がまとまらないことも多いです。
みんなで小さな成功体験を共有したいですね。それがDX推進のカギだと思っています。