毎年恒例の四日市のこもってのビジネスプランと睨めっこの日です。素晴らしいプランばかりで、嬉しい頭痛がしました。
いろいろな場所でビジネスプランと向き合いますが、最近は社会性の高いビジネスプランが多いです。
社会性の高いプランは「お金」「お得」ではなく「共感」「意義」で理解され応援してもらいやすいと感じます。
話を聴きながら「暖かいプランだなぁ」と思っていると、そのプランに賛同するのはやっぱり暖かい人たちですね。
全ての人たちの賛同を得るようなプランは存在しませんし、一瞬は賛同を得たとしても長続きは難しいです。
ビジネスプランは「儲ける仕組み」ではなく、「儲け続ける仕組み」です。その構築には時間がかかります。
それを乗り越えて組みあがったプランは、目先の「金だけ、今だけ、自分だけ」のような薄っぺらいプランにはならないです。
社会性のある周囲の暖かい「応援・支援・助言」を得る厚みのあるビジネスプランがになっていきます。
ビジネスプランには「大義」と「共感」が必要だと考えています。
そのどちらかが欠けても、ビジネスプランが読み手の心を動かすことはないと感じます。
「大義」とは、そのビジネスプランが多くの人に「正しい」と論理的に伝わることです。
「共感」とは、そのビジネスプランに「そうだ、そうだ」と心理的に賛同することです。
「正しい」と心では思っても、「…とは言っても」と共感できないプランはあります。
「そうだ!」と心では思っても、「それは許されるのか?」って迷うプランもあります。
「大義」と「共感」を揃えるのは難しいのかもしれません。
その一つのヒントが「経済性だけではない、社会性の高いプラン」になるのかもしれないと感じます。