午前中は豊浜商工会での専門派遣、午後からは常滑商工会議所でのIT相談でした。
一日を通じて感じたことは、社員想いの経営者とのデジタル化の話は癒される…ということです。
豊浜商工会、常滑商工会議所の両方で、自分の尊敬する女性社長とゆっくり話せました。
何か取り組ときに常に「社員の幸せ」にはどちらかがよいか? を考える方達です。
そんな方達のデジタル化の支援をさせて頂いていますが、たくさんの教訓を頂いています。
それが、社員の負担となるデジタル化はしないという方針の徹底です。当たり前のことですが意外と難しいことです。
いつの間にか「手段」であるデジタル化が、「目的」になってしまっている場合があります。
支援の過程で、デジタル化の実現「手段」を考えている内に、熱くなって「目的」を見失ってしまっている状態です。
しかし、社員想いの方達の支援では、まずそんなことが起きることはありません。
なぜなら、デジタル化は「社員を幸せ」にするために行うという「目的」がブレないからです。
「目的」がブレないのは、「目的」が後付けで考えられたものではない証明だと感じます。
そんなことは当たり前のようですが、体裁を整えるために「目的」が後付けされた事業計画に出会うことも多いです。
また、自分自身でデジタル化に率先して取り組むため、どこか社員の負担になるか…もよく理解されています。
…なので、時間がかかっても無理なく着実にデジタル化が進んでいくのだと思います。
「社員を幸せ」にしたいという強い想いでのデジタル化の支援は自分にも充足感を与えてくれます。
相談が終わった後に、自分自身も「社員を幸せ」にしたい気持ちからの「御裾分け」を頂いた気分になれて癒されます。