吉野にある竹林院の宿泊所「群芳園」に一泊し、かみさんが乗りたがっていた吉野線で「飛鳥」までいきした。
25年前に伊賀上野から近鉄で乗り継いで、吉野線で吉野まで来た思い出をたどる旅は続きます。
25年前は時間がなかったので駅から比較的近い「高松宮古墳」しか行けなったとのことでした。
他にも行きたい場所は多くあり、次に来た時はもっと回りたいと思ったそうです。
その反省を活かして今回は電動付き付自転車をレンタルし、飛鳥の地を全力で巡りました。
電動付き付自転車の快適に驚きました。ちょっとこぐとスーッと進んでいきますし、坂道もスイスイでした。
まずはメジャーなところで「キトラ古墳」と「高松宮古墳」に行きました。
この二つは兄弟古墳と言われているらしく、外から見たら丸いポックリの出っ張りがそっくりでした。
そこで話題になったのは「古墳」と「陵」の違いです。
「古墳」は盛り土を持った墓で、「陵」は皇室の墓という意味らしく、「時代」とか「形状」とかで明確に分けられるものではないのですね。
そんな訳で怒涛の如く「古墳」と「陵」を巡りました。
「古墳」は、「キトラ古墳」「高松宮古墳」「中尾山古墳」など。「陵」は「天武・持統天皇陵」「文武天皇陵」「欽明天皇陵」など。
歴史的な史跡を巡りながらも、日本の「古き良き時代」の原風景を感じられる飛鳥は素敵な場所だと感じました。
そして、観光地を巡るのに「電動付き付自転車」の威力を知りました。地元の方に迷惑をかけないように使いたいものですね。
それにしても旅行に行っても「観光」とか「買い物」とかに全く興味を示さず、旅館でグダグダするのがいつもの二人です。
今回は二泊ということもあって、妙にアクティブです。