相談者との話で不思議がられましたが、自分は明らかな「人見知り」で人と打ち解けるのが苦手です。
これは昔からで、自分の中ではコンプレックスのひとつです。

自分は人と接する際に自分で壁を作ってしまう傾向があります。
なかなか人と打ち解けるのが苦手なのは「自分が作ってしまっている壁」が原因だと思います。

この壁を壊すことさえできれば、自然に仲良くなれますが、決してその数は多くありません。
この話をすると「冗談でしょ」って笑う人もいますが、そういう人はすでに壁を壊せて仲良くなれている人たちです。

この「自分が作ってしまっている壁」は自分に対する自信の無さが原因で作られています。
自分に自信がないものだから、そのまま自分を出し幻滅されるのが怖くて壁を作っているのだと思います。

今親しくさせて頂いてる方達は、自分を出しても幻滅されないだろう…という根拠のない自信で壁を壊せているのだと思います。
そういう人にしか自分を出せていないともいえます。

一方で、自分を出した結果、根拠のない自信がが外れて、幻滅されて離れていってしまう人もいます。
そうなったときには、この人とは縁がなかったと思ってあまり気にしないことにしています。ここは意外にサバサバしています。

世の中にはいろいろな価値観があって、合う人や合わない人…いろんな人がいて当然です。
ただ、自分が忘れていけないのは、自分が壁を作ることなく自然に話せる人は、自分にとってとても大切だということです。

それでも壁を作ることなく自然に話せる人が少しづつ増えてきています。
そういう人達は出会いは組織であっても、組織を越えてでも個人的に会いたいと思う人達です。

こういう人達と長く付き合っていけたら、きっと人生は豊かになるのでしょうね。
…かといって、こういう人たちを積極的に増やそうと思いません。自然にそういう関係になっていくからです。