愛工大の講義も第5講でテーマは「ソーシャルメディアのビジネス活用」でした。
このテーマも毎年大きくトレンドが変わるテーマです。
学生にSNSの活用状況をきけるのも楽しみの一つです。
学生がよく使っているのは、InstagramとXのようです。例によってFacebookはゼロでした。
また、TikTokは思ったより使われていなくて、意外とReelsやYouTubeショートの方が使われていました。
次回は「動画活用」がテーマなので、キチンと説明をしておこうと思います。
ちなみにInstagramに関して、フォロワーの数はもはや関係ないと感じていた学生もおり、自分で投稿している学生でした。
昨年からその傾向を肌で感じていたそうです。
毎年思うことですが、学生にとっては「SNSのビジネス活用」自体が不思議なことです。
人と人がつながるための単なるツールでしかないSNSがどうやったらビジネスに役立つの…って感じです。
ある意味で、本質を突いているのは学生の方です。SNSがビジネスに役立つのではないです。
ただ、人と人をつなげるサービスであるSNSを使うことで相手との関係性が深く構築できるわけです。
相手との関係性が深くなればそれがビジネスに役だつことも稀にあります。
つまり「SNSがビジネスに役立つ」のではなく、「SNSで培った関係性がビジネスに役立つ」のです。
SNSは「リアルな世界の写し鏡」です。
リアルな世界で関係性が構築できない人が、SNSに場所を変えたからといってできるものではないです。
目に¥マークの浮き出ている人が、SNSでいきなり「怪しい行商を始める」ことがあります。
本人は浮きまくっていることに気づけていないかもですが、SNSネイティブの学生はそういう異物に敏感ですね。