日曜日は例によって仕事なのか遊びなのかわからない一日でした。
ある補助金申請の助言を求められていたので、生成AIを活用してチェックおよび助言をさせてもらいました。

まずは通常通り全体を確認し、指摘する箇所を書き出しました。
その後に「あなたは優秀な中小企業診断士。計画書を『5つの視点』でチェックし、改善ポイントを表形式でまとめて」です。

「5つの視点」は補助金の公募要領にある「評価基準」です。
自分が気になったところとほぼ同じ個所と、それに加えて自分の見落としていた部分も指摘をしてくれました。

修正の助言をして、最後に「この計画におけるリスクを教えて」と聴いてみました。
すると、慎重すぎる指摘もありましたが、対応としてブラッシュアップには考慮しておくとよい指摘もありました。

この生成AIの使い方で自分が気を付けているのは、セキュリティはもちろんですが、生成AIに問い掛ける前に自分でまずはチェックすることです。
いきなり生成AIに問い掛けると、その回答に引きずられ大切なことを見落とすことがあります。

普段のチェックをして、そこから生成AIに問い掛けたら前よりも時間がかかるのでは…と思われるかもです。
その通りです。前より時間がかかります。

ただ言えることは、前よりもチェックの精度は確実に上がっています。
単純作業であれば生成AIは時間を短縮することが様々できます。これは自分も検証済です。

そこで空いた時間を、生成AIを活用して前よりもレベルの高い仕事にする時間に充てる意識が大切です。
生成AIを使って目指すは「楽になった」より「楽に前よりもよい仕事ができた」です。