午前中は名古屋市のデジタル人材育成事業で名市大の鵜飼先生、三島先生と打合せでした。
視点が異なる三人で意見交換をしながら教材を作っていくのは楽しいです。

そして何より、意見交換を重ねることにより三人の接続部分がスムーズになっていくのを感じます。
大学の先生とカリキュラムや教材を一緒に作るのは初めての体験ですがとても楽しいです。

午後からは愛工大講義で先週に続いての中間演習2回目でした。
今回の起業家はM’s HEART株式会社の森田亜弓さんで、先週の吉田さんと同じく4年連続の登壇です。

不動産仲介業ですが、自分的には「つなぐプロフェッショナル」です。
つなぐのはヒトとヒトだったり、ヒトとモノだったりしますが、目先の利益ではなく「縁」を大切にされます。

その大切にした「縁」から、ビジネスが様々な方向に拡大しています。
4年前から考えると本当に多面的に活動の場が拡がっています。その拡がりの中核が「つなぐ」と「縁」です。

森田さんは大学に着くなり「わー緊張する」と言われていましたが話す姿は堂々とされてます。
学生もしっかり耳を傾けて聴き入っていました。

森田さんのビジネスに関する演習課題は、考えた自分からしても「ちょっと難易度高い」という感じでした。
正直って、自分が支援で問われる内容(今回は情報発信)と同じレベルの課題です。

学生からの回答は荒削りなところもありますが、全9チームの全てに特徴がある回答でした。
つまり、誰もが思いつく回答は1チームもあませんでした。

学生の各チームの発表を聴きながら、自分たちの頭を捻っていることが伝わってきて嬉しくなりました。
森田さんのフィードバックから、学生の考えを自分の事業に活かす…という気持ちが伝って、それも嬉しかったです。