富山での「生成AI活用によるアイデア発想展開法」研修でした。
これまでの研修に「生成AI」を組み込むということはありましたが、タイトルに明確に「生成AI」が入るのは初めてです。
予想通り「アイデア発想法」よりも「生成AI」が目当ての受講生が集まりました。
最初の「受講目的ヒアリング」でそれが分かり、内容をその場で大幅に変えました。ライブ感とドキドキ感が刺激的です。
「アイデア発想展開法」はあくまでも利用シーンとし、そこでの「生成AI」活用事例を中心に話しました。
演習も予定よりやや減らしましたが、演習を進める「生成AI」のデモを増やしました。
結果として「生成AI」が目当ての方も、「アイデア発想法」に関心を持ってくれて楽しそうにアイデアをひねり出していました。
「生成AI」は単なる「やり方」でしかないです。
「やり方」を使うには、なんのためにという「目的」が必要です。
今回は「商品企画・IT提案・業務効率をあげる目的」のための「アイデア発想」で、それを促進するための「生成AI」ですね。
そして「アイデア発想」はAIなどのITツールに頼るのではなく、自分の手を動かして付箋に書いたり、図解にまとめたりが効果的です。
なんとなくそれを感じていましたが、今回の受講者に富山大の先生が参加されていました。
調べ物のなどの検索などの学習は「デジタル」が有効である。
しかし、その後に続く「記憶」や「集中」といった学習段階は手を動かす「アナログ(紙)」が有効との研究をされていました。
感覚で感じていことが科学的に検証されていて嬉して、おもわず富山大の先生にゲスト講師で少し話をしていただきました。
「生成AI」と相性のよいアイデア発想を「アナログ(紙)」「デジタル」で体感し、受講生の方達とも仲良くなれて楽しかったです。
研修が終わってから、いつも一緒に飲んでくださる研修機関の方と楽しい時間を過ごしました。
ディープな会話はいつも楽しいし、その中での酒と食べ物は最高です。本当に富山は食事が美味しいですね。