毎年恒例の中部大学の「ベンチャービジネス論」で講義をさせてもらいました。
人数が多く2コマを同じ内容で話しました。テーマは「ChatGPTをビジネスプラン作成に活用する」です。

ChatGPTおよび生成AIサービスに関しては、様々な切り口で話すことが増えていきています。
今回はビジネスプラン作成で、「アイデア出し」「プラン掘下げ」「文書を整える」などの場面で使えます。

ビジネスプランをアイデアから掘り下げるには、ペルソナの設定が重要になります。
そのペルソナの設定を行う生成AIサービスである「Insight Journey」が便利でよく使っています。

「Insight Journey」単体でもペルソナを設定してプランの掘下げに役立ちますが、「ChatGPT」などを絡めるとさらに使えます。
詳細なペルソナに対して「差別化要因」「情報の取得」「必要サービス」「購入阻害」などを問いかけます。

プランを掘り下げる様々な素材、材料、選択肢が出てくるので、あとは自分らしいプランを作成していきます。
ここでの文章作成は、自分の書く文章に最も近い感じがするClaude3.5を使うことが最近は多いです。

自分らしく出来上がったプランを最後に整えて完了です。
ここでは、検索での最終チェックなどがあるので「Gemini」や「Perplexity」を使うことが多いです。

中部大から戻ってきて、Teamsで「商品開発マーケティング」研修の打合せで、ここにも生成AIが入ってきます。
様々なフレームワークや発想法を使って問い掛けることでマーケティングの幅を拡げます。もちろんペルソナも役立ちます。

ビジネスプラン作成やマーケティング企画の際に様々な生成AIが活用することができ、それぞれには特徴があります。
今後は生成AIを活用することが前提で、精度の高いビジネスプラン作成やマーケティング企画を行うことが求められると感じます。