先週の相談場面で、簡単に「自分の本当の気持ち」を知る方法を教えて頂きました。
それは「自分は…」「私は…」って主語を付けて言葉にしてみる…とのことでした。

確かにそうやって言葉にしてみると「自分の本当の気持ち」から外れた発言は、なんとなく心に「違和感」を感じます。
「違和感」としてキャッチできれば、本心からその言葉を発していないということになります。

自分は自分に正直に生きたいと思っていますが、人に嫌われるのは嫌ですし、世間体も気にする方です。
以前に比べれば、かなり気にならなくなったと思いますが「気質」だと思います。

この方法で「自分の本当の気持ち」を知ることで気付きがありました。
なんとなくですが、自分に対し無理やり「納得」をつくりだそうとするとき、自分を偽っていることが多いようです。

頭で思考を整理し論理的に考え「正しい」と判断したときは、その意思決定をします。
ただ、その意思決定に対して「論理」をこえる「感情」が芽生え、それを追い越したときに自分への偽りを確信します。

こんな自分に対する「後出しじゃんけん」からの矛盾の認識は未熟な証拠です。
未熟な自分に気付き凹むことを避けるためにも「自分の本当の気持ち」をその場で知ることは必要です。

ただ、この方法で「自分の本当の気持ち」を知れるのかはよくわかりません。
方法を知ったからといって「自分の本当の気持ち」に素直になるのは結構難しいことのようです。

…だからこそ今の行動や発言が「自分の本当の気持ち」から外れていないかにアンテナをはりたいものです。
そして、無理やり「納得」して「行動」を歪にさせないように精進したいです。