午前中は名古屋商工会議所のエキスパート派遣、一度戻って仮眠し、夕方から名市大でデジタル化人財推進事業の講義でした。
エキスパートでは「画像&動画生成AI」のマニアックな支援でした。

「生成AIでキャラクターを動かして動画でPRを行いたい」というもので、窓口相談でも増えているテーマです。
キャラクター生成はChatGPT(DALL-E3)では、すでにあるキャラクターに近づけていくのは意外と大変です。

以前に比べれてかなり近づけやすくなりましたが、プロンプトの調整は根気がいる作業です。
近づけていくプロンプトの試行錯誤の様子をご覧いただきながらも、もっと掘り下げたいと思いました。

夕方からデジタル化人財推進事業の講義でした。
春先から名市大の先生方と一緒に打合せを繰り返してきました。この打合せでこれまでにはないDX推進のアプローチを学べました。

本番は90分にDX推進、生成AI、PCでのワークを詰め込んだので、やや盛り込みすぎた反省はありました。
ただ、伝えたいことは広く伝えられ、質問も多く出たので楽しい時間でした。

特にChatGPTを活用した「自社のDX方針」を検討するワークは自分も初めてするワークでした。
今後、他所で行われる予定のセミナー・研修にも積極的に入れ込んでいきたいと思います。

午前の「画像・動画の生成AI」、夕方からの「ChatGPTを活用したDX方針検討」に共通したことがあります。
それは「今の楽」ではなく「未来の楽」に向かって生成AIを活用するということです。

単なる一時しのぎの「今の楽」のために生成AIを使うのは、使って終わりで人の成長はありません。
しかし「未来の楽」への投資のために生成AIを使うのは、これまで以上に頭を使い人の成長につながるとります。

また成果物の品質を考えると、前と同じレベルであれば生成AIを使う意味はありません。
前より成果物の品質を上げるために、前以上に頭を捻る道具として生成AIを使うことがよいと考えます。