名古屋市新事業支援センターでのITマネージャ、その後は別の公的機関での打合せでした。
相談を受けていて、自分の方が大切な助言をもらうことはよくあります。

今日も、振り返るとたくさんの相談者さん達から良い言葉を頂きました。
そんな中に「悪いところは直せるが、気づいていないところは直せない…」って言葉がありました。

自己肯定感低下中の自分の発言「自分には悪いところがいっぱいある」と言ったときに返された言葉です。
ただ、そう思っていることは「直さなければならないところもいっぱいある」という気持ちの裏返しだそうです。

その言葉を「嘆き」ととるのか「反省」ととるかで全く異なるのです。
ネガティブな言葉も「反省」ととれば、むしろよい状態です。「悪いところに気付いていない」のなら、当然それを直そうなんて思わないですからです。

最近、自分的には恥ずかしいことで試行錯誤を続けており、ついボヤいてしまったら励まされてしまいました。
「悪いところがいっぱいある」という状態も、今の自分なのでそれを認めることがまずは大切です。

そこからスタートすればよいのですね。
あまり焦らず、慌てず、少しずつゆっくり悪いところを克服していければ、それで十分なのだと思います。

ゆっくりに感じて焦っても、それが自分にできる最速ペースなのです。
コンサルをする時、必ず「現状把握」から行いますが、自分自身の客観的な「現状把握」は常に意識したいです。

それに「悪いところ」に気付いたら、必ずメモしようと思います。それができれば「嘆き」ではなく「修正点」です。
あと「良いところ」に気付いた時も、必ずメモしたいですね。