名古屋商工会議所でのIT専門相談でしたが、生成AIで解決のヒントを得る相談が増えています。
自分の役割としては、ヒントを得るためのプロンプトを考えて活用してもらえるように伝えることですが、いくつかの生成AIを組合わせることが増えています。

ChatGPTだけでも十分な気もしますが、別の生成AIと組合せることで、様々な特徴を持った回答に近づけることができます。
今日の相談でもInsight Journeyは大活躍してくれました。

それと並ぶほど活用場面が増えているのが構造化AIのMapifyです。
Insight Journeyはマーケティングのアイデアを拡げる時に使いますが、Mapifyは団子状態の情報を構造化し収束させる場合に有効です。

団子状態の情報は文書(報告書、論文など)、ウェブサイト、動画…などから構造化(マインドマップ化)が出来ます。
構造化したレベルで自分の言いたいことを頭を捻って整理・整頓し、それをChatGPTで整形します。

生成AIを組合わせるということは、生成AIと生成AIの間に「自分の脳」を挟むことができるということです。
これは、生成AI活用の可能性を拡げてくれると感じています。

生成AIのおかげで、短い相談時間の間でも、相談者にとって役立ちそうな成果物を作成できるようになって嬉しいです。
ただ、成果物の受渡しで少し恥ずかしい目にあいました…。

先週にある相談で「ChatGPT」といくつかの動画生成AIを組合わせて「メイド喫茶」の紹介動画を作成しました。
その成果物を渡す際にUSBメモリを使いました。通信で送るには容量が大きかったためです。

そして今日の相談で相談者から情報の構造化のためPDFをお借りしましたが、容量が大きかったのでUSBを使いました。
相談者のPCにUSBメモリを差したところ、自分のUSBメモリのフォルダがパッと開きました。

そのUSBメモリのフォルダには一つだけファイルがありましたが、消し忘れた「メイド喫茶.MP4」です。
別に何の悪さもしてないし恥ずかしいことではないのですが、言い訳をするのもなんか変なのでそのままでした。気をつけよう…。