仙台への「人に教える技術」の2日間の配信が始まりました。
この研修は人に教えるのが決してうまくない自分がブログに悩みを書いていたら出来上がった研修で10年以上行ってます。

ティーチングとコーチングを両輪に、リモート場面や癖ある人に教える際の「教え方」の話になります。
基本的にブログが元になっているので、毎年ですが「講師の失敗談がよかった」とアンケートにたくさん書いてもらえています。

この業界にいると無意識に教え方の上手い人は結構いるもんだなぁって思います。
そういう人たちを羨ましいと思いますが、ドンくさく失敗を重ねる自分だから、教えることが苦手な人の気持ちがわかるのだと思います。

そしてブログに自分の教える際の失敗を書き溜めた結果、結構なノウハウが溜まっていきました。
「成功体験」が邪魔をすることはありますが、「失敗体験」はそこから何かを得ればどれだけあっても邪魔にはならずむしろ宝です。

「失敗体験」ばかりだと自分のメンタルがやられそうになりますが、反省が活きると思えば心も前向きです。
…てな話ですが、今日も自分的には大きな失敗がありました。

午後の研修が再開するちょっと前にクライアントから電話が入りました。
通常は研修前ならば出ないようにしますが、嫌な予感がして出てしまいました…。

すると、クライアントがトラブルに巻き込まれてテンパっている状態でした。
今、助言しないとクライアントが最悪に流れそうな展開だったので、最低限の留意点(やってはいけないこと)を伝えました。

電話が終って時間をみると13:05でした。昼からの研修は13:00スタートです。
5分遅れてのスタートになってしまい、本当に申し訳なかったです。そして自分が5分遅れただけと思わないことです。

15名の受講者がいるので、15×5分=75分の時間泥棒をしてしまったわけです…。
気持ちも少し動揺して研修スタート時は上手く喋れていない自覚もあり反省です。ただ、クライアントの最悪が回避できたのが救いです。