溜まった「事務処理」と「資料作成」をしていました。
同じドキュメント作業なのにどうして「事務処理」は苦痛の極みなのに、「資料作成」はワクワクするのだろう…とふと思いました。

ただ「事務処理」は誤字脱字や計算ミスが多くて苦手…と言うだけの理由ではなさそうです。
なぜなら「資料作成」でもしっかり誤字脱字などのミスをしています(いいのか…)

ドキュメント作業でのミスが少ない人を本当に尊敬しています。
ならばそのミスを減らすことができれば「事務処理」もワクワクするのか…と言われるとそうではなさそうです。

理由として三つほど思いつきました。
「自分の意見を入れられる裁量の違い」「過去の整理整頓と未来への活用提案の違い」「間違えたら怒られると上手くいけば喜ばれるの違い」です。

ひとつ目の「自分の意見を入れられる裁量の違い」は、「事務処理」は自分の意見を入れるよりもキチンと正確に作ることが大切な場合が多いです。
文書の性質にもよりますが、あまり自分の色を出すことは普通はしません。

ふたつ目の「過去の整理整頓と未来への活用提案の違い」は、「事務処理」は過去をキチンと整理整頓してまとめることだと思っています。
しかし、セミナーなどの「資料作成」は未来へ向けての活用提案の想いを込めることができます。

そしてみっつ目の「間違えたら怒られると上手くいけば喜ばれるの違い」です。
「事務処理」は「守り」でありミスは許されません。「資料作成」は「攻め」でありよいところがあればそれを喜んでもらえます。

自分を気持ちの「苦痛」と「ワクワク」から読み解くと、同じドキュメント作業でも違うなぁって思いました。
「事務処理」も嫌々言わずに頑張ってやっていこうと思います。過去が整理されているから未来の妄想ができるのですから。