名古屋商工会議所でのIT専門相談でした。
販路開拓はとても多い相談です。その相談で感じることは「モノ」を売ろうとしている場合が多いことです。
「モノ」から「コト」と言われて久しく、「一品モノ」を売る場合には、やはり「コト」での発信が大切です。
多くの消費者は「モノ」を購入する本来の理由があるはずです。
しかし、その本来の理由は忘れてしまい、「モノ」選びに没頭してしまうことがよくあります。
もちろん、どこの店舗でも販売している「量産モノ」は「コト」ではなく「モノ」のスペック自体が決め手になります。
アマゾンや楽天で売られるように「量産モノ」は、価格や機能差などの明確な判断基準があります。
しかし、「一品モノ」は明確な一般的な判断基準がないものが多く、選ぶその人の「想い」への共感が大切です。
今回のビジネスモデルの相談もそれがポイントになりました。
「一品モノ」は、さらに「想い」を伝えればよいというだけでもなくなってきています。
それは「想い」に加えて、伝える人書きえないその人の「体験」が大切になってきています。
一般論ではない、自分が「体験」したからこそ伝えられる表現を考えたいです。
夜は中小企業支援に携わる気の合うメンバーでの懇親会で、様々な「体験」が共有されました。
それらの「体験」からの価値観、体験積み上げの「共感」はとても楽しい時間でした。そして飲みすぎました。
最近飲みすぎると必ずやってしまう「立ったまま寝る」ですが、今回は自分の部屋でやっていました。
暗い部屋で立ったまま寝ている姿をかみさんがみつけて「うわ!」って驚いたようで、その声で目が覚めました。