名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務でした。
商工会や商工会議所も含めて一日で5~6件の相談対応していると、年間で結構な相談件数になります。
さすがに自分も場数をふみ、それなりの経験を積んできているつもりです。
しかし、未だに自分にとって「不安」なことがあります。それが「急な意見」を求められることです。
…というか、相談業務というのは「急に意見」を求められるものです。
つまり、これだけ場数をふんでも、未だに相談対応の日は「不安」な一日なのです。
急に論理に話を組み立てようとしても、思うようにはいかないです。
図解とかに時間をかけて整理して、初めてまともな発言ができていると感じています。
そのため、相談対応の日には「きっとこういう相談が」と予想して準備やシミュレーションを行います。
しかし、そんな予想が当たる訳もなく想定外の「急に意見」ばかりです。
更に言えば、初めての相談者の場合は予想すらもできず、全て「急な意見」を求められる状態に曝されます。
いつも未熟を痛感しています。
「不安」に思う理由は「急な意見」に対応しようとすると、マイナス意見や失言をすることが増えるからです
マイナス意見や失言は、取り返そうと言い訳をすればするほどドツボにはまっていきます。
「急な意見」からマイナス意見や失言をどうやったら減らせるのか…は、自分の課題です。
対策でかろうじて有効なのは、求められた「急な意見」に対応する前に一呼吸おくことだと感じています。