盛岡での「チームリーダーのための教える技術」の1日目が無事に終わりました。
対面研修の醍醐味は講義や演習でのその場の空気が変わる瞬間を感じられることです。

講義での空気が変わる瞬間は、受講者の受講目的を深掘りした形で話がささり届いた時です。
特に研修初日は講師、受講生のお互いで様子見のところがあります。

その様子見の壁を受講者が気づいていないニーズに届き「壁」を壊せた時はとても嬉しいです。
その流れで演習に入っていくわけですが、特にグループディスカションの時も様子見が入ります。

今度の様子見は、オープン研修で様々な企業から集まっている受講者同志の様子見になります。
こちらの「壁」は受講者同志で壊してもらえることも多いです。

それも嬉しいですが、自分の「キラー呼水質問」で壊せた時はもっと快感です(汗…)
そのため自分は最初の演習ときは最も各グループ席をウロウロします。

停滞していそうなグループにはしばらく止まり、自分なりの「キラー呼水質問」を入れ込みます。
思い切り外して沈黙が深くなることもありますが、諦めずに「キラー呼水質問」です。

こうして研修の1日目の最初頃は、「場づくり」勝負の時間になります。
研修もセミナーでは最初の「場づくり」何よりも大切だと思います。これはコンサルも同じです。

ここで気をつけているのは安易に知られたアイスブレイク手法を使わないことです。
上手くアイスブレイクできたように見えても、講師が裸の王様になっていることはあります。

「既製の手法」や「誰かの請負」は効かなくなっていると感じます。
自分なりにその場の空気をよんでの「場づくり」が大切で、これが対面研修の醍醐味です。