名古屋市新事業支援センターでのマネージャ業務、その後「施策研究会」の11月例会でした。
「施策研究会」というは、若手の中小企業診断士が施策や公的支援機関などを学ぶ勉強会です。

例年、11月例会は「チャレンジ例会」ということでいつもと違う趣向で行われます。
今回は「中小企業診断士のお悩みディスカッション」ということで「悩みを共有してお互いをもっと知ろう」が主旨です。

自分は最後に総括を役割なので、いろいろなテーブルを回って聞き耳をたてていました。
お悩みの中では「顧客獲得」「独立」「あるべき姿」など多種にわたっていました。

中でも「独立後の顧客獲得」は多かったです。最後の総括では自分のその体験について話しました。よくブログに書いている話です。
自分も独立をした時に、拙い提案書を作成して中小企業支援機関を巡っていました。

そんな時に名古屋商工会議所のある経営指導員さんに言われた事が、自分を大きく変えてくれたと感謝しています。
その方に「宿澤さんは仕事がとれないでしょ。だって目に¥マークが浮き出ているからね。」と言われました。

確かに当時は、受注(売上)が欲しくて、必死に「自分は〇〇ができます」と訴えていたと思います。
その時に経営指導員さんに言われたのが「まず人に会いなさい。運よく仕事がもらえたら誠実に行いなさい。そして待ちなさい」です。

それから目標が「売上」ではなく「人に会う回数」に変わりました。その結果、自然と「売上」が上がっていきました。
その後もその経営指導員さんは、いろいろと気にかけてくれていました。

その後もいろいろな公的支援機関を回りましたが、大切なことは「公的支援機関という場所とつながることではない」と分かりました。
「その中の人に理解してもらう」ことが大切だと感じます。

そして懇親会はいつも通り楽しかったです。国際センターの「来来」さん。
何回かお邪魔していますが、研究会の人数だと貸し切りなるのでたくさんいろいろな人と話せました。