福岡に向けての2日間の「システム開発におけるレビュー技法」研修の配信開始です。
今年は「レビュー技法」研修の開催が多く福岡の2日間が終った後は、名古屋の企業で「レビュー技法」研修です。

今回はグループディスカッションは行わず、一人一人の疑問や課題に向き合うことにしました。
いろいろな立場の参加者がみえて、レビューを主催する方、受ける立場の方、開発真っ只中の方、運用保守を頑張る方などです。

当然、レビューに関する「個の課題」は別々です。そして共通的にみんな熱心な方ばかりです。
それは参加目的を明確にして参加されているので伝わります。

そして、その場合は「個の課題」が解決されるかが満足のポイントになります。
人数が多いと、なかなか「個の課題」に向き合うことはできませんが、今回は丁度良い人数でした。

「個の課題」に向き合う研修は、自分のコンサルで培った経験やスキルをフル回転していると感じます。
現状では、年間で結構なコンサル機会があり、それで鍛えられているので短時間で方向性を示す支援は慣れています。

それを活かして研修では「個の課題」を引き出し解決に近づけるヒントを見つける「ミニコンサル」を人数分する感じです。
さらにその「ミニコンサル」を聴きながら、他の人も熱心に参考にしてくれており嬉しいです。

人数分の「ミニコンサル」を研修の流れの中で行うので、普通のグループディスカッションより頭を捻ります。
ただ、結局は自分は相談を受け解決のヒントを一緒に考えるのが「好き」なのだと改めて思います。

コンサル、研修、セミナーと通じて感じることですが、人とは話すことは刺激と気付きをもらえます。
ワイワイと意見が飛び交うグループディスカッションも楽しいですが、「個の課題」に向き合う研修は刺激や気付きが大きいです。