午前中は名古屋商工会議所でのエキスパート、午後から名古屋産業振興公社の生成AIセミナーでした。
今回の生成AIのテーマは「ものづくり」です。

実際に製造業の方達からの相談事例を、フェーズごとに事例整理を行いました。
フェーズは「企画」「設計」「製造」「プレゼン」です。

「企画」は主にアイデア発想とマーケティングです。
製造業の方達からの商品開発マーケティングの相談は増えています。

自分たちで販路を切り開くのは簡単ではありません。
しかしゼロから企画を考えるのに比べれば、生成AIからヒントをもらうのは有益です。

「設計」は主に情報構造化とドキュメント整備です。
様々な情報を取得し理解をしたうえで設計を進めるのは、やはりツールがあると効率化されます。

「設計」フェーズでは設計前の「インプット」と設計後の「アウトプット」の両方で生成AIが活かせます。
ただ、本質の「設計」はやっぱり人の仕事だと感じます。

「製造」では、現場改善とデータ分析です。
現場改善は様々な改善アイデアを問いかけますが、プロンプトの品質がポイントです。

またデータ分析は、ChatGPTのExcelの扱いが日々進化しているので活用場面も増えています。
データ分析は生成AIを繋ぐ作業の自動化でさらに効果が出てきます。

「プレゼン」は生成AIの得意領域です。
サービスとしてGammaとNapkinAI を紹介しました。自分はセンスがないので資料作成を手伝ってもらえるのは嬉しいです。