午前中は長久手市商工会での専門家派遣、午後からは事務所に戻ってZoomの打ち合せが3件でした。
その中でショート動画を題材に生成AIの活用を考える場面がありました。

ショート動画は基本的に日常を投稿するのでよいと思っています。その理由は継続させることが大切だからです。
ただ、やはり見続けてもらうには、そのストーリを考えることが必要です。

ショート動画は「結論→基本説明→発展説明(自分の体験)→結論」でストーリを考えることが多いです。
ストーリを考える際には様々な定型手法があります。

例えば「イントロ(序論)→ボディ(本論)→エンディング(締め)」のサンドイッチ法。
例えば「Point(要点)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(要点)」のPREP法などです。

自分の好きなショート動画を観ながら「どんな定型手法をつかっているのかなぁ」と考えるとパターンが見えてきます。
その後に動画の撮影方法や編集方法、各SNSでの特徴の話になりますが、やはり「ストーリ」は大切だと思います。

そして定型手法にあわせて生成AIにストーリの提案をしてもらうことができます。
「デジタル推進の必要性を伝える動画をPREP法にあわせてストーリの提案をしてください」って感じです。

先日の診断士の勉強会で「新しいツールを知ることは大切だけど、それ以上に発想法やマーケティングを知ることが大切だと思いました」と話されていた方がいました。
これが本質です。

生成AIを使いこなすには生成AI以外の知識が必要になります。
自分の既に持っている発想法、マーケティングそして定型手法を生成AIでより効果的に使うことが必要です。

Zoomの3件の打ち合せは、大阪、津、富山と巡りました。
遠方であっても一日で何ヶ所も回れるようになったのは、本当にありがたいと感じます。