午前中は長久手市商工会での専門家派遣、午後からは常滑商工会議所でのIT専門相談でした。
長久手市商工会は最近入り浸っており、1/16も専門家派遣とセミナーで一日お邪魔します。

セミナーで何かに気付いて、専門家派遣で具体化するという支援の理想形が続いています。
セミナーでは、まず気付いて「やってみよう」と思ってもらうことが大切だと思っています。

「やってみよう」と思ってもらうために、「感情」を動かしてもらうことを意識しています。
例えば「体験談」や「事例」を入れる際には、説明だけではなく「感情」の言葉を入れたりしています。

論理的な説明に加えて、「感情」の共有が「共感」です。
ただ「共感」から何かに気付いたとしても、全ての人が気付きを実現できるわけではないです。

気付きをを実現するのに有効なのが、具体化する専門家派遣や相談といった個別対応です。
自分は、この個別対応では、「相談者の使う言葉を使う」ことを意識しています。

相談者に「やってみよう」と思ってもらうには、相談の場での話を「自分事」にしてもらう必要があります。
自分の使う言葉が「自分よがり」になっていると、相談者との距離は縮まらずに「伴走」とは言えないです。

相談者の使う言葉を使っていると不思議と、相談者との認識違いに気付けることがあります。
言葉が自分に腹に落ちていない状態で使うので、自分自身に違和感があるからです。

この違和感に気付いたら言葉の意味を再確認して共有をすればよいです。
支援で「やってみよう」と思ってもらうためには、セミナーなどで「感情」を動かし個別対応で「自分事」にしてもらえるとよいと思います。