名古屋商工会議所でIT専門相談後、阿久比町商工会で「スマホ・タブレットによる業務効率化セミナー」でした。
年末年始に頭をフル回転して資料を全面見直したテーマです。

スマホやクラウドサービスが世に出た頃には、15年ぐらい前にはよくしていたテーマのセミナーです。
最近では当たり前になっており、このテーマはしていませんでした。

今回「基本に返ってスマホによる業務効率化を考えたい」というお題を頂き、再度テーマに向き合ってみました。
たしかにスマホを利用する際には、パソコンとは決定的に違う特性があります。

それは「誰もが日常的に携帯している情報端末」「一日で最もみることの多い情報端末」ということです。
その結果、自分のアイデアを逃さず活用したり、仲間との調整や協働作業に使いやすいです。

またカメラやマイク、ペンの性能が向上して、外部の情報を精度高く取り入れやすくなっています。
これはすなわち「画像認識」「文字起こし」といったAIでの生成物の品質向上につながっています。

さらに日常持ち歩くからこその業務効率化の視点があります。
それはちっちゃな改善を積上げれることです。

業務効率化のテーマを考える時、「大変で辛い仕事」が頭に浮かぶので大きなテーマが思い浮かぶことがあります。
しかし、大きなテーマは必ずしも頻繁に行っているわけではないです。

例えば1年に一回の仕事を60分改善するより、毎日365日の仕事を1分改善する方が効果が高いです。
スマホは常に携帯するので「毎日のちょっとした改善」に向いています。例えば「通話録音」です。

実際にセミナーで話すと改善点も見えて「スマホならではのAI活用」をもっと増やしたいと思いました。
初めて話すので拙い点はありましたがとても楽しかったです。第2段の話もでたのでこのテーマも育てたいです。