名古屋市新事業支援センターでのIT相談でした。
コンサルとカウンセリングを組み合わせたビジネスモデルの話になりました。自分のモデルもそうです。

コンサルとは、専門知識を持って客観的に問題点を指摘し、原因を探り解決策を示す業務を目的とします。
つまり、いま抱えている問題に対して最善の答えを提供するのがコンサルタントの役目です。

一方のカウンセリングは心理療法や心理カウンセリングの手法を用いて、癒しまたは治療することが目的です。
その目的をサポートするのがカウンセリングの役目です。コンサルと違って、解決策を押し付けない特徴があります。

カウンセリングは心に傷を負った人が受けるものという認識があり、抵抗感がある場合もあります。
一方のコンサルは、かなり一般化してそれを必要としてくださる経営者の方は多く抵抗感もないように感じます。

コンサルを行いながら、実際はカウンセリングを行うという方法もよいかも…自分のビジネスモデルの中心に据えました。
経営者の悩みは尽きません。しかし、経営者である以上(私も含めて)自分で解決策を見つけていくしかありません。

ただ、悩みに心を支配されている間は、冷静な思考をするのが難しくなります。
悩んで思考が堂々巡りしている状況で、コンサルで「原因を探り解決策を示す」をしても受け入れる心の余裕がなくなっています。

そんな時、まず先にカウンセリングを行い、心を落ち着けて冷静になってもらうことでコンサルの手法が生きてきます。
「光が見えてきました」「やるべきことがわかりました」の言葉を聴けたらとても嬉しいです。

夜はTAG経営で「施策研究会」の次年度の計画の打合せをしました。
安心の場でさらに早々に酒を飲み始めての打ち合せだったので、妄想が拡がり例年よりもさらに楽しい計画になった気がします。