週末に生成AIの新しいサービスや新しい機能を試してみて、ワクワク&ドキドキすることが「密かな楽しみ」でした。
ただ、前より少し熱が下がってきた気がします。

それは一瞬ワクワク&ドキドキしても、数日後にはまた別のツールや機能が出てきているからです。
一瞬のワクワク&ドキドキが、あっという間に上書きされることを何回も繰り返してる感じです。

まるで「賽の河原」で石を積んでいて、「凄いの出た!」と思って検証したら、それを速攻で崩される繰り返しです
生成AIの新しい可能性を人に伝えたい気持ちは変わらないので、これからも積んでは崩される繰り返しなのだと思います。

ただ、30センチ積み上げた石が、新しいサービスや機能で40センチになったからといって、出来上がる成果物はさほど変わらないことも事実です。
なぜならそれを使いこなす自分の能力が高まっていないからです。

使いこなす能力が高まらなければ、できあがる成果物が多少良くなってもあまり意味はありません。
むしろ調べてワクワク&ドキドキしてる時間を、自分の頭をひねる時間に当てた方が自分の得る達成感は大きいと感じます。

もちろん変化の時代なのは間違いないので、いろいろと試してみたい気持ちは萎えていません。
ただし、あまりツールや機能で一喜一憂してることが虚しくなる時があります。

生成AIは単なるツールで、それが凄くなって「劇的な効率化」が実現しても、それはお金を出せば得られるものです。
生成AIもどんどん進化し簡単に使いこなせるようになってます。凄いツールを得て自分も凄くなったと勘違いするのは情けないです。

「劇的な効率化」は麻薬みたいなものなので、自分も止めれないと思います。
ただ、そこに時間を使いすぎる弊害の方を再認識して、今の自分にとって何に時間を使うことが大切かを考える…今更ながら当たり前のことに気付きました。

ツールにのめり込みすぎると心が疲れてしまうのはSNSも同じだと思います。
凄いツールは人を振り回します。振り回され人としての成長が止まったら笑えないです。でも魅力的なツールの魔力には抗えないだろうなぁ