名古屋商工会議所のあと、毎年恒例のN氏とのコラボセミナー「UPUPの会」が行われました。
コロナで中断はありましたが、なんだかんだで今年で9年目になります。

2025年は年を振り返ると「引き算」と「掛け算」を意識しています。
今年の「UPUPの会」のテーマそのものです。

「引き算」は、今の自分から「減らすこと」を考えることです。
何かを減らす「引き算」は、何かを始めることや継続すること以上に勇気がいると感じています。

しかし「減らすこと」ができると、本当に大切なことに「時間」や「意識」を向けることができます。
今年も減らすことなんかできない…という固定観念を破っていきたいです。

もうひとつの固定観念を破る方法が「掛け算」です。
この「掛け算」は今の自分にこれまでにない要素を掛け合わせて、新しい自分を再構築することです。アイデア発想でいう「類比発想」です。

新しい自分を今の延長だと考えることは固定観念に捉われていることだと思っています。
「変化」が恐怖でしかない自分でも、さすがに今の延長はマズイと考えています。何故ならそれは衰退を意味するからです。

今の自分を「変化」させて新しい自分を再構築していくには、自分ではない何かとの「掛け算」が有効です。
セミナーでの自分の担当は「掛け算」ですが、最近は「引き算」の方が大切な気がしています。

セミナー後の懇親会がまた楽しかったです。
もともと「UPUPの会」は、N氏と「自分らはなぜか女性相談者が多い」と始まった会です。

男性・女性との区分け自体がナンセンスですが、事実として女性起業家は様々な制約やしわ寄せを受けてしまうことはあります。
それも含めて、いつも相談にのらせてもらっている人たちもたくさん参加されていました。

いつも相談の場で真剣にビジネスを考えたり、悩みを吐き出している人達が、楽しそうに飲んで話している姿がみえました。
そういう姿をみていると「UPUPの会」をやっていてよかったと思います。