3つほど次年度の新規研修の打合せで各所を回り、夕方から「中小企業AI活用協会」の交流会でした。
協会のAIオタクエキスパートの人たちや活用を目指す企業の人たちとの交流は、よい刺激でした。
そこで感じたのは、AIとの向き合い方で、「AIはツールか?パートナーか?」という問いです。
AIをツールだと考えればプロンプトは「指示」になります。パートナーだと考えればプロンプトは「依頼」になります。
「指示」と「依頼」では当然伝え方が異なります。
ツールとしての「指示」の場合は、相手への「指揮」「命令」です。
パートナーとしての「依頼」の場合は、相手への「応援」「支援」「助言」も含むことになります。
そこには「理解」や「信頼」が伴い、任せっきりにはしないものです。
そして協働になるので、人もAIと一緒に成長していくことが大切になります。
協働の成果が出ずに「AIなんて使えない」と思う時があるかもしれません。
しかし、それはもしかしたら自分側の成長が足りない可能性もあります。
また、パートナーであれば、そのミスを許容してバックアップする姿勢も大切です。
AIオタクエキスパートの「ハルシネーションは誤差」は名言だと思います。
もともとAIはハルシネーションがあるので一つの正解を求める使い方には向いていないと言われます。
たくさんの回答があるアイデアを発想するのに向いているわけです。
「AIはツールか?パートナーか?」を考えると、その向き合い方が見えてくる気がします。
しかし、これは何もAIに限ったことではないと感じます。
ヒトをパートナーとして考えれているか…と同じ問い掛けだと感じました。




